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少し早いのですが、4月に行われるコンサートの解説を書いてみました。
あまりブログを更新することができないので、今日はこの解説をアップします。

解説にも書きましたが、サン=サーンスのソナタと関連するのでプルーストの「失われたときを求めて」を読み始めていますが、早くも挫折しそう。。
母が好きだった小説だけど、どこが面白かったんだろう??と悩む毎日です。



ラヴェル 
 《ヴァイオリンとピアノのためのソナタ「遺作」》

M.ラヴェル(仏1875〜1937)のヴァイオリンとピアノのためのソナタには、1927年に初演された3楽章形式のものと、単一楽章形式の本作の二つがある。この作品は、彼が22歳のときに書いたもので、ヴァイオリニストのG.エネスコ(仏1881〜1955)と彼自身のピアノにより初演された。その頃、ラヴェルはG.フォーレ(仏1845〜1924)に師事していたことから、本作は師の作曲語法の流れを汲む後期ロマン派の作品と位置づけられよう。「遺作」と呼ばれるのは、初演の後、自筆譜が放置され、ようやく1975年になって再発見されたためである。
 ・速度記号なし イ短調 変拍子 ソナタ形式


サン=サーンス
 《ヴァイオリンとピアノのためのソナタ第1番 ニ短調 作品75》

1885年、C.サン=サーンス(仏1835〜1921)が50歳のときに書いたこの作品は、翌年の大作・交響曲第3番「オルガン付き」と並び、彼の代表作となっている。このソナタは古典的ソナタや交響曲に倣った4つの部分から構成され、曲全体は循環形式をとっており、部の中は続けて演奏される。M.プルースト(仏1871〜1922)は、この作品をこよなく愛したと言われる。彼の代表作『失われた時を求めて』に登場する音楽家・ヴァントゥイユの作曲したソナタは、この作品がモデルとなっているとも言われている。『失われた時を求めて』の中で、このソナタの主題について「彼がささいな旋律のことを考えなかったとしても、その旋律は彼の脳裏に潜在的に潜んでいた」と、その美しい旋律を賞賛する表現がなされている。
 第1部(1)アレグロ・アジタート ニ短調 6/8拍子 ソナタ形式
    (2)アダージョ 変ホ長調 3/4拍子 三部形式
 第2部(1)アレグレット・モデラート ト短調 3/8拍子 三部形式
    (2)アレグロ・モルト ニ長調 4/4拍子 ソナタ形式


シューベルト作曲エルンスト編曲 
 《無伴奏ヴァイオリンのための大奇想曲「魔王」》

F.シューベルト(墺1797〜1828)が18歳頃に書いた歌曲「魔王」を、H.W.エルンスト(捷1814〜1865)がヴァイオリン独奏用に編曲したのが本作品で、エルンストの代表作となっている。彼は、名ヴァイオリニストのN.パガニーニ(伊1782〜1840)と肩を並べるほど、ヴァイオリンの演奏技術が優れていたと言われる。本作品は、ヴァイオリンの技巧の限りをつくし、歌とピアノ伴奏の部分を全てヴァイオリンで担当し、シューベルトが表現した音の世界を再現している。
 ・プレスト ト短調 4/4拍子


ベートーヴェン
 《ヴァイオリンとピアノのためのソナタ第9番 イ長調 作品47「クロイツェル」》

L.van.ベートーヴェン(独1770〜1827)は、10曲のヴァイオリン・ソナタを残しているが、本作は最も有名でスケールの大きいものである。「クロイツェル・ソナタ」と言われるのは、教育的価値の高い《42の練習曲》を作曲したヴァイオリニスト・R.クロイツェル(仏1766〜1831)に捧げられたためである。当初、G.ブリッジタワー(英1778〜1860)のために書かれ、ブリッジタワーにヴァイオリンパートの改編も任せたが、ベートーヴェンとブリッジタワーにおこった些細なトラブルにより、献呈者がクロイツェルとあらためられたのは、有名な逸話である。だが、クロイツェル自身は、この作品を「難しすぎる」と言い、演奏しなかった。文豪L.トルストイ(露1828〜1910)の『クロイツェル・ソナタ』は、このソナタの1楽章に触発されて書かれた作品である。トルストイは妻の浮気に嫉妬して妻を殺めた主人公に「ああ、あのソナタは恐ろしい作品ですね(中略)音楽ってやつは、それを作った人間のひたっていた心境に、じかにすぐわたしを運んでくれるんですよ」と語らせている。
 第1楽章 アダージョ・ソステヌート、プレスト、アダージョ
      イ長調-イ短調 3/4拍子 ソナタ形式
 第2楽章 アンダンテ・コン・ヴァリアツィオーニ
      ヘ長調 2/4拍子 変奏曲形式
 第3楽章 プレスト イ長調 6/8拍子 ソナタ形式


以上です。
では、失われた〜を読みましょうか!?!?
by Violinmusik | 2013-02-13 07:33 | 学習
生徒で今年の発表会にアイルランドの音楽を弾きたい!という方がいらっしゃいます。
アイルランド民謡は、ダニーボーイ、庭の千草、ロンドンデリーの歌など、心に染みる良い作品ばかりです。

最近、私もはりきって、アイルランドの音楽をたくさん聴いたり弾いたりしています。
心が軽やかになって、とても好きです!
クラシック音楽は、何時間も練習してそれを披露してってストイックな世界だけど
アイルランドの音楽は、自然にふーっとわき上がってくるような感じ、肩の力を抜いて楽しめます。
そして、どこまででも明るくなれます!

7年くらい前にリバーダンスをセッションしたことがあったことを、ふと思い出しています。
また、ああいうことがやりたいな。
もともとブルーグラスがとても好きでよく聴いていましたが、ブルーグラスの起源もアイルランド音楽にあるようです。
ああ楽しい!

もちろん、クラシック音楽も大好きです。
by Violinmusik | 2013-02-05 06:11 | 日常