ケクランを!
寒波到来で ・・・なかなか冷えますね
さてそのような中 この日曜日に
サルビアホールで
ピアノ&ホルン&ヴァイオリンのコンサートに出演します
サン=サーンスのエレジーはちょっと皮肉屋さんの彼らしく
そのネーミングと曲調がちがっているようで
初めて聞かれる方は アレレ と思われるかもしれません
壮大な音楽です
プーランクは次に演奏するケクランのお弟子さんだったとかそしてケクランはフォーレから董卓を受けています
フォーレ→ケクラン→プーランクフランス音楽の大きな流れを感じられますね
ケクランはしっとりとした味わい深い作品をたくさん書いていますが学者・教育者としても知られています
中でも有名なのが
「和声の変遷」
3冊からなる大作ですが 和訳されているのは2巻のみという・・・大変残念なことです・・・
どなたか訳してくださらないかな
その2巻を読み進めていると師フォーレへの尊敬と彼の音楽に対する愛情を感じますフォーレの正しいアプローチにもなりそうで 名著といえるでしょう
ケクランの言葉の中で印象的なものをひとつ
音楽性というものはきわめて神秘である
4つの小品はホルン、ピアノ、ヴァイオリン(ヴィオラ)の為の作品でこの編成のレパートリーとしてはメジャーです
以前ヴァイオリンで演奏したことがありますが今回は ヴィオラで演奏します
理由として
⑴ ヴィオラの最低音であるCの響きを大切にしたい(逆にヴァイオリンの最高音を演奏するE弦の力はあまり借りなくて良さそう)⑵ 2番目の作品にG音の保続音が出てくる これをオープンストリングで演奏したくない
ラヴェルのヴァイオリンとピアノの為のソナタは彼の最後の室内楽作品です
2楽章のブルースが人気の作品楽章ごとに色彩が異なりますが全体を通してお洒落なのはラヴェルならでは
ブラームスのホルントリオについてはおそらく、この編成の中で一番有名な楽曲で私のようなものが語ることはないかと思います
若い頃何度も演奏しましたが
熊井さん 礒部さんとは初めてです
さあ3楽章のMestはどのような味わいになるのでしょうか〜
当日券 あるようです
ご興味のある方はぜひ お運びくださいませ
by Violinmusik
| 2025-02-07 12:00
| 演奏