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ケクランを!

寒波到来で 
・・・なかなか冷えますね119.png


さてそのような中 この日曜日に

サルビアホール

ピアノ&ホルン&ヴァイオリンのコンサートに出演します


サン=サーンスエレジーはちょっと皮肉屋さんの彼らしく

そのネーミングと曲調がちがっているようで102.png

初めて聞かれる方は アレレ と思われるかもしれません

壮大な音楽です169.png


プーランクは
次に演奏するケクランのお弟子さんだったとか
そしてケクランはフォーレから董卓を受けています

フォーレ→ケクラン→プーランク
フランス音楽の大きな流れを感じられますね162.png

ケクランはしっとりとした味わい深い作品をたくさん書いていますが
学者・教育者としても知られています

中でも有名なのが

「和声の変遷」

3冊からなる大作ですが 和訳されているのは2巻のみという・・・
大変残念なことです・・・

どなたか訳してくださらないかな

その2巻を読み進めていると
師フォーレへの尊敬と彼の音楽に対する愛情を感じます
フォーレの正しいアプローチにもなりそうで 名著といえるでしょう

ケクランの言葉の中で印象的なものをひとつ

音楽性というものはきわめて神秘である


4つの小品
ホルン、ピアノ、ヴァイオリン(ヴィオラ)の為の作品で
この編成のレパートリーとしてはメジャーです

以前
ヴァイオリンで演奏したことがありますが
今回は 
ヴィオラで演奏します

理由として

⑴ ヴィオラの最低音であるCの響きを大切にしたい
(逆にヴァイオリンの最高音を演奏するE弦の力はあまり借りなくて良さそう)
⑵ 2番目の作品にG音の保続音が出てくる これをオープンストリングで演奏したくない


ラヴェルのヴァイオリンとピアノの為のソナタは
彼の最後の室内楽作品です

2楽章のブルースが人気の作品
楽章ごとに色彩が異なりますが
全体を通してお洒落なのはラヴェルならでは

ブラームスホルントリオについては
おそらく、この編成の中で一番有名な楽曲で
私のようなものが語ることはないかと思います

若い頃
何度も演奏しましたが

熊井さん 礒部さんとは初めてです

さあ3楽章のMestはどのような味わいになるのでしょうか〜169.png


当日券 あるようです

ご興味のある方はぜひ お運びくださいませ

ケクランを!_f0127708_12123457.jpeg
by Violinmusik | 2025-02-07 12:00 | 演奏