インナーゲーム
『演奏家のための「こころのレッスン」』
という本を読み始めました。
英題は『The inner game of music』です。
「inner game」=インナーゲームとは、主に勝負において、競技者の外側の世界で実際に行われるアウターゲームに対して、競技者の心中で行われるもうひとつの勝負のことを言います。
これはテニスコーチの発案した理論ですが、コントラバス奏者が音楽に応用し、よりよい音楽表現を目指す目的でインナーゲームを音楽に取り入れたのが本著です。
まず、演奏におけるインナーゲームの基本が、最初に述べられています。
第1に、演奏の方程式を以下のように表しています。
実際の演奏=潜在能力-障害(自分自身を妨げる力)
なるほど!
演奏能力が劣ることよりも、この「障害」こそが我々の演奏を時に不本意なものにさせているんですね。
第2に、セルフ1とセルフ2という二人の自分の存在に気づくことが大事と述べています。
セルフ1は、セルフ2に批判的で、可能性や能力を妨害します。(批判的な自己)
セルフ1は「こうやったら間違えてしまうんじゃないか」とか「次に難しいパッセージがでてくる」とささやき、自分自身の能力を否定します。
セルフ2は、可能性や能力を表現します。(創造的な自己)
セルフ2の状態にあると、何も考えずに自由に演奏できます。
ですから、このセルフ1の存在に耳を傾けないことが大事なんだそうです。そしてセルフ2を目指す!
まだ最初の方しか読んでないのですが、とても興味深い一冊です。
また全部読んだら感想を書きますね♪
という本を読み始めました。
英題は『The inner game of music』です。
「inner game」=インナーゲームとは、主に勝負において、競技者の外側の世界で実際に行われるアウターゲームに対して、競技者の心中で行われるもうひとつの勝負のことを言います。
これはテニスコーチの発案した理論ですが、コントラバス奏者が音楽に応用し、よりよい音楽表現を目指す目的でインナーゲームを音楽に取り入れたのが本著です。
まず、演奏におけるインナーゲームの基本が、最初に述べられています。
第1に、演奏の方程式を以下のように表しています。
実際の演奏=潜在能力-障害(自分自身を妨げる力)
なるほど!
演奏能力が劣ることよりも、この「障害」こそが我々の演奏を時に不本意なものにさせているんですね。
第2に、セルフ1とセルフ2という二人の自分の存在に気づくことが大事と述べています。
セルフ1は、セルフ2に批判的で、可能性や能力を妨害します。(批判的な自己)
セルフ1は「こうやったら間違えてしまうんじゃないか」とか「次に難しいパッセージがでてくる」とささやき、自分自身の能力を否定します。
セルフ2は、可能性や能力を表現します。(創造的な自己)
セルフ2の状態にあると、何も考えずに自由に演奏できます。
ですから、このセルフ1の存在に耳を傾けないことが大事なんだそうです。そしてセルフ2を目指す!
まだ最初の方しか読んでないのですが、とても興味深い一冊です。
また全部読んだら感想を書きますね♪
by violinmusik
| 2010-09-22 00:22
| 読書